ビル管理用語辞典.COM
ビル管理用語辞典サイト

ビル管理設備の保守・管理の仕事に関係がある「ボイラ、冷凍機等の空調設備、給排水設備、電気設備、消防設備、建築設備、衛星動物、環境衛生などに関する用語を辞典としてまとめあげたサイトです.

↓牽引 ( さくいん ) ↓↓↓








ビル設備の管理技術に関する専門用語は、あまりにも多く、難解で、しかも多岐多様にわたっており、ベテランの方でも、なかなかマスターしきれないものです。
本サイトはビル管理用語をできるだけ簡潔に、わかりやすく解説しています。
直接ビル管理の仕事に携わらない方が見てもビル管理用語を理解できる内容に仕上げています。

ビル管理とは

大きなビルでは、建物全体を管理して安全・快適なビル環境を保つために、設備担当、警備担当、清掃担当などのスタッフが働いています。ビル管理人は、そうしたスタッフのチームリーダーとして働きます。

 設備担当の人は、ビルの冷暖房設備や照明設備などの管理を受け持ち、無駄な光熱費を削減しながら、快適なビル環境を保つのために、様々な工夫をします。毎日、電気のメーターをチェックし、ビル内を巡回して、時間ごと、季節ごとの、温度や明るさの変化を調べ、記録を取ります。集めたデータから、冷暖房を切り替えるタイミングを考え、運転計画や、運転を正常に保つためのメンテナンス計画を立てたりします。警備や清掃担当の場合は、作業内容に見合った人員の配置が重要な仕事です。少ない人数で効率的に仕事を進めるには、スタッフ1人1人の性格も考えに入れながら、担当する広さなどを割り出し、シフトを作ります。清掃の仕方の指導や、作業結果にミスがないかのチェックも、大切な仕事です。ショッピングセンターのビルを担当する場合は、仕事の幅が広くなります。ビル内の店の売上金を預かったり、その中から家賃を回収したり、ビル内を巡回して清掃が行き届いているか監視したりする他に、大勢の客がくる魅力的なビルにするため、人が大勢集まるイベントを企画したりもします。ビル管理人は、担当するビルを、安全・快適で、活力あるものにするスペシャリストです。


ビル管理人になるための、免許や資格は特にありません。ビルの管理をしている会社などに入り、様々なビル設備の取扱いなどの研修を受けて、仕事につくのが一般的です。ビル管理人の技能の程度を国が認定する「ビル設備管理」「ビルクリーニング」の技能検定制度や、「危険物取扱者」「ボイラー技士」「電気主任技術者」などの、仕事に関連した資格が、いろいろあります。


目次