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さくいん - ア行







硫黄酸化物 SOx オキシダント
インゼクター オゾン【ozone】
オゾン層
エアフィルタ


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硫黄酸化物 SOx
二酸化硫黄(SO2)などの硫黄酸化物(SOx;「ソックス」といいます)は、石油石炭など硫黄分が含まれる化石燃料が燃えるとき発生し、ぜん息酸性雨の原因になります。
わが国ではSOxによる大気汚染は、高度経済成長の時代(昭和30〜40年代)に大量に石油や石炭を燃やしたことで急激に悪化しました。その後、さまざまな対策や規制を設けた結果、硫黄酸化物(SOx)の濃度は減少してきています。なお、硫黄酸化物(SOx)は大気中で硫酸(H2SO4に変化し、これが「酸性雨」の原因の一つになっていることがわかっています。

硫黄酸化物(SOx)の排出を減らすための技術としては、あらかじめ燃料に含まれる硫黄分を取り除く燃料脱硫や、燃焼ガスから硫黄酸化物を取り除く排煙脱硫などがあります。


インゼクター
ボイラー自身の蒸気の圧力を利用して給水する装置をインゼクターという。
蒸気をノズルから噴出させて、その保有する熱エネルギーを水に伝えて水を加速する。
そして速度エネルギーを圧力に変え逆止め弁を押してボイラーに給水する装置。
予備の給水装置として取り付けられる場合が多い。
蒸気圧力はおおむね0.2Mpa以上を必要とする。

操作手順
@水の吸い込み弁(整水弁)を開く
A蒸気管の止め弁を開く。
Bインゼクタの蒸気弁を開く。

操作手順@→A→Bの理由
給水しない状態で蒸気を送り続けると「空焚き」の状態になり、ボイラー加湿内の温度が上昇し続け、外壁が溶け、火室が壊れるから。
(補足:一般に水管式ボイラーの場合、排ガス温度350度位からボイラに悪影響を与える。)



用語
説明



エア・フィルタ

エアコンなど室内機の空気取り入れ部についているフィルター。
役割は取り入れ空気からホコリを濾過して、機器内部の汚れ、熱交換部の性能低下、ファンへの付着、ドレン排水配管の詰まりなどの「防止」あるいは「抑制」を目的とします。

エアコンには室外機側にも、コンプレッサーの潤滑油に「オイル・フィルタ」、冷媒循環系にも「(ライン)フィルタ」が設置されています。
こちらは「ストレーナー」の場合もありますが、「濾過」と云う目的は同じです。

考え方は、ドリップ式コーヒーのペーパー・フィルタと同じです。

用語
説明



オキシダント
1.オキシダントとは

 工場や自動車から排出されるガスには窒素酸化物(ちっそさんかぶつ)や炭化水素(た
んかすいそ)類などが含まれています。これらの物質が、大気中で太陽の強い紫外線を
受けると光化学反応といわれる現象を起こします。その時できるオゾンなどの強い酸化力
を持った物質を総称して光化学オキシダントと呼びます。光化学オキシダントは光化学ス
モッグ
の原因となり、特殊な気象条件になると白くモヤがかかったようになります。またオゾ
ンは、二酸化炭素よりもはるかに強力な温室効果を持つと言われています。


2.オキシダントの問題の概要
 オキシダントは、高濃度では目やのどへの刺激したり呼吸器へ影響を及ぼすため「1時
間値が0.06ppm以下であること」という環境基準(人の健康を保護する上で維持されるこ
とが望ましい基準)が定められています。オキシダント濃度の1時間値が0.12ppm以上で、
その状態が継続すると認められるときは光化学オキシダント注意報が発令されます。

3.オキシダント対策
★☆オキシダントを減らすには★☆
 オキシダントの原因は、工場、事業所や自動車などからの排ガスです。オキシダントの
低下は、日本全体で取り組まなければならない問題ですが、外出はなるべく徒歩や自
転車で行なうなど、私たちに出来る身近な取り組みから実行しましょう。

★☆ 光化学スモッグ予報・注意報が発令されたら ★☆
 光化学オキシダントなどが原因となり、光化学スモッグとなることがあります。もしも予
報・注意報が発令されたら以下のことに注意しましょう。
◆屋外での激しい運動は避けましょう。
◆目がチカチカしたり、のどが痛くなった時には、洗眼したりうがいをしたりして、しばらく安
静にしましょう。
◆洗眼やうがいをしても症状がよくならないときや呼吸困難、手足のしびれなどの症状
がある時には、すぐに医師の診療を受けましょう。


オゾン【ozone】
分子式O3 酸素の同素体。特有なにおいのある微青(ほろあお)色の気体。乾いた酸素ガス中で無声放電を行わせると生ずる。
酸化力が強く、目や呼吸器を冒し有害。殺菌・消毒・漂白などに使用。

オゾン層
大気中でオゾンを比較的多く含む層。地上10〜50キロメートル。約25キロメートル付近で濃度最大。
動植物に有害な太陽からの紫外線を吸収する作用がある。


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